秘境の秘境へ USS BOSTON編
本日は念願のノースコーストのダイブサイトへ行ってまいりました!
天気は晴れ、海況も良好!絶好調!
ノースコーストはマダンリゾートからさらに北方の沿岸部。
赤いタグが目的地。
Googleマップで調べたらマダンリゾートから約50km離れていました。
ノースコーストには
USS BOSTON
THE QURRY
HOLE IN THE WALL
という3つのポイントがあります。
この3つのポイントは全てビーチエントリーが可能で、普通は車で行くとのことなので、
車に器材を乗せ、出発!
整備されてた道もだんだんとガタガタ道になって、
トラックの荷台に乗ってましたが、激しく揺れるわ跳ねるわでケツが痛くなってギブアップ・・・
出発してから1時間。
到着したのはBUNUという村。USS BOSTONはここにあるそう。
よそ者が来たと村人たちもみんな集まって来て有名人気分(PNGあるある)
日本人インストラクターが昔いた頃はよく来ていたそうですが、しばらくダイバーが来なかったようですね。秘境中の秘境です。
この村の裏にあるビーチからUSS BOSTONにエントリーできるとのこと。
当然潜るにはこの村の許可が必要なので、お金も払います。
マダンはどこ潜ってもこのDIVE SITE FEE(1人1日10キナ)がかかります。
実はつい最近知ったことで、12月から適用してます。今までのお客さんはラッキー!(笑)
一緒に潜るのはピーターとアレックス。
こんなジャングルを歩いてエントリー場所へ。
と、ビーチについたところでびっくり!
え!!!ちょっと待て。ここからエントリーするの!!?
正気ですか!!??
波もうねってますけど。
エントリーできたとしてもどうやって上がってくるの?崖ですけど!
なだらかな砂のビーチを想像していたら隆起したサンゴだし、
ちゃんとしたブーツじゃないと歩けません。ミューブーツじゃ多分無理。
村の子供何人か裸足だし、足の裏は何でできるのか・・・
今までよくもこんなところからダイビングできたものです。
絶対いつか事故起こすよこれ。
ということでお客さんにはこんなところからエントリーさせるわけにはいかないので、
次からボートで来ます。 GPSあるし沈船も簡単に見つけ出せることでしょう。
我々はここまで来ておいて引き返すわけにはいかなかったので、
無理やりエントリー。当然ちゃ当然ですけど潜水注意のIOPよりも難しいです。
水中は青いけど少し濁りがかって、透視度10mほど。
水深30mまで急激なドロップオフを降りると
カレントが強くなり、
グレイリーフシャークが4匹登場。
お次はロウニンアジの群れ
何だここ!!今までなぜ潜らなかった!!
って思うぐらい初めからパワー全開なポイント。みられる魚は外洋の隠れ根そのもの。ビーチから潜っているとは到底思えません。
沈船USS BOSTONに到着。
アメリカの重巡洋艦で第二次世界大戦で活躍したそうです。
沈めたのか沈んだのかは聞き忘れた・・・
船体にはかなり立派なサンゴ。他でもよく見るけどなんて名前なんだろう?
オレンジのソフトコーラルもカーテン絨毯王国。
水深は船体の上で30m
船体から降りると35mあり、長居はできません。
今日ほどエンリッチが欲しいと思った日はありません。
沈船の周りの魚影は本当にすごい。
もっと潜っていたい気持ちを抑えながら深度を上げていったその時、
後ろを振り返ってみると
自分の身長(170cm)くらいはありそうなタマカイ。
しかもめちゃくちゃ太い!!大型の豚のようでした。
噂ではここにいると聞いていましたが、一度は会ってみたい憧れの魚だったんでもう大興奮でした。
さすがハタの王者ですね。すごく風格がありました。
浮上したら村人が増えてました。
これだけいればエグジットもなんか安心できますね。
崖は崖でも足を置けるステップがちょうどいい高さで出っ歯っているので、
あとは波のタイミングを見て上がればなんとか大丈夫でしょう。
優しい村人がサンダルを用意してくました。
これで普通に歩けます。
USS BOSTON次は必ずボートで来よう(笑)
パプアニューギニア・マダンリゾート
ニューギニダイブアドベンチャーズ
TAKA
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