秘境の秘境へ THE QUARRY編
昨日に引き続き、ノースコーストのダイブサイトの調査をお伝えします!
USS BOSTONでの1本目が終わり、水面休息。
沈船の平均水深30mだったためダイブタイムは25分でした。
今日聞いたところUSS BOSTONは第二次世界大戦中に沈んだ船でした。
スクリューのトラブルで船が動かなくなり、海況も荒れていたため、
船体が波でコーラルリーフに打ち付けられたそうです。だからあんな沿岸部に沈船があるのですね〜
次に潜るのはTHE QUARRYというポイント。
これもBUNU村から行けるとのことで、車を少し移動させて、休憩。
この村の人たちすごくフレンドリーで優しいので車で来るのも捨て難い。
子供たちもカメラ向けるとめっちゃ喜びます(PNGあるある)
ポイントの外観はこちら。
エントリーの環境はBOSTONよりはだいぶマシです。
ただ巨大な流木が流れついてたり、周りがジャングルだったりと本当に手付かずといった感じ。うちのスタッフも潜りに来るのは5年ぶりだそう。
でも村の人たちもこれから日本人が来るなら綺麗にしておくよ!
と優しいお言葉。でもある意味新鮮だしこのままでいいかも。
エントリーするとここもドロップオフになっていて、
地形がビーチから潜っているとは思えないほど。IOPの2の根、3の根を思い出しました。
グレイリーフシャークはもうここの定番のようです。普通にいます。
にしても5年も潜っていないだけあって魚影が凄まじく濃い!
この写真では分かりにくいのですが、奥にはもっともっと
もーっと
いますから!
イエローフィンのバラクーダがいるよーとは聞いてましたが、
村の人たちは何で水深25mもの深さにいる魚を知っているのか。
ピックハンドルバラクーダ小群体が2、3ぐるぐると回ってくれました。
と、見ていたら、
ピーターが唸りだしたので振り向いたら
2m弱のタマカイ3匹!!!!
一度に現れたんでこれはもう、感動でしたよ。
図鑑で見たのよりずっと太い!こいつらを持ち帰ってマダンリゾートで100人くらいパーティーしても余りそう(笑)
世界最大のハタ、タマカイは体長3mにもなるそうです。
個体数が非常に少なく、オーストラリアでは捕獲禁止。
絶滅危惧種に登録されているんだとか。
それが1度に3匹!?
アメイジングマダン
THE QURRYはいわば岩の壁です。
ソフトコーラルにこれでもかと覆い尽くされています。
大物も見所ですが、地形も見ごたえあります。
凄まじい魚影に、成長の限界を超えてきたようなサンゴ、
生命のパワーを感じます。こういう景観こそが手付かずで、PNGらしいんじゃないかなと
僕は思います。
ミズガメカイメンと呼ばれるカイメンも巨大すぎる。。。
モンスターみたい。
浮上。
道はガタガタ。秘境中の秘境を通って、
我々はまた次のポイントへ向かうのでした。
続く!!
パプアニューギニア・マダンリゾート
ニューギニダイブアドベンチャーズ
TAKA
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